ギタリストが歌い始めた日、バンドは動き出した。高校時代からの同級生3人組・The Docciが届ける「ナイスでピース」な音楽と、5年後の景色

下北沢を拠点に活動し、自らの音楽を「ナイスでピース」と称する3ピースバンド、『The Docci』。高校時代からの同級生が集い、今年30歳を迎えた。結成5年目を迎えた彼らに、バンドの成り立ちから未来のビジョンまでをボーカルとギターを担当する鎌田凌に訊いた。
まずは自己紹介と、バンド結成の経緯を教えてください。
ドラムを担当するいぶきと一緒にバンドを組みたいと思っていたのが始まりでした。
高校時代からの僕を含めて、今のバンドメンバーは同級生で、3人とも、大学の部活やサークルでもコピーバンドを組むほどの仲でした。卒業後はそれぞれ社会に出たのですが、バンドへの思いは消えることはありませんでした。フリーターを続けながら、ボーカルを務められるメンバーを探していた矢先に、コロナ禍になって。外出することや、人に会うことが制限されたことも重なり、結局見つけることができませんでした。 結局、見つからないなら自分が歌えばいいやと、そう思って今までバンドを続けてきたんです。
音楽的なルーツや、憧れのアーティストはいますか?
ミスター・チルドレンが憧れです! ただ、今自分たちがやってる音楽がそこに近いかどうかはちょっとわかんないですけどね。特に、僕自身は成り行きでボーカルを担当することになったこともあって、大きくバンドの音楽性に反映されているわけではないと思うんです。ただ、等身大の言葉で正直に歌うこと、どんな場所でも聞き手を包み込む感覚みたいな感じに、自分自身の音楽観というのか、表現者としての姿勢に大きな影響を受けたと思っています。
今後のバンドとしての目標は?
長期的な目標として「シンプルに売れたい」という気持ちは強く持っています。ただ、これまで一年以上僕たちは毎月楽曲をリリースし続けてきたこともあり、日頃からの積み重ねを大切にしています。だからこそ、毎月1曲、これからも書き続けることで、大きな目標へ近づけるようなバンドでありたいなと思っています。
また、『The Docci』というバンド名には「どっちの道を選んでも俺たちの音楽がそばにいられるように」という願いが込められています。
自分たちにとってお客さんの笑顔をライブで見ることは、一番のやりがいですし「今日はいい日になっているな」という実感をもてる瞬間でもあります。そういう日をもっと増やしていけるように頑張っていきます。
最後に「ドラフトフェス」への意気込みをお願いします!
最初にドラフトフェスをやるって聞いた時、こんなに大きくなるとは正直思ってなかったんですよ。正直、売れてないバンドだけ集めてもイベントになるのかなっておもったりもしていて。それでも、今年は大阪でも開催するし、どんどん大きくなっていくのを近くで見ていてすごいなと思います。
自分たちもこれからサーキットフェスを手がけたり、ひとりのアーティストとしてだけではなく、活動の幅を広げたいと考えているので、運営の海野さんをリスペクトしていますし、そんな場で最高の演奏ができるよう頑張っていきたいと思っています。
- 活動拠点
- 東京(下北沢)
- バンド構成
- 3ピースバンド
- メンバー
- 鎌田凌(Vo. / Gt.) 熊田雅明(Ba. / Cho.) いぶき(Dr. / Cho.)