NOEL FRAISEというジャンルがある。クリスマスイブに結成したバンドが、消費されない音楽を作り続ける理由

東京を拠点に活動する4ピースバンド、『NOEL FRAISE』。2022年12月24日、クリスマスイブに結成し今年で4年目を迎えた。ボーカル・ギターのイノウエシウンに、バンドの成り立ちから未来のビジョンまでを訊いた。
まずは自己紹介と、バンド結成の経緯を教えてください。
NOEL FRAISEのボーカルギターの井上です。東京を拠点に活動していて、2022年の12月24日、クリスマスイブに結成して今年で4年目になります。
結成は大学のサークルがきっかけで、僕の方からバンドやりたいんだけどって声をかけて、4人で電話しながら組んだって感じですね。今は正規メンバー2人でサポートギターとドラムを迎えながら活動してます。
バンドを本気でやろうと決めたのはいつですか?
大学の時はバンドで一本でやっていこうとは全然思ってなかったんですよ。就活もしてたんですけど、普通に就職して自分に合った会社を見つけるより、今自分がやってるバンドを続けるのが一番の就活かなと思って。そう思った時にバンドをやろうと決めましたね。
決め手は、一番影響を受けてるバンドのkotoriのライブを見に行った時です。ボーカルの横山さんは、境遇がめちゃくちゃ一緒で、地元も一緒で宮崎県なんですよ。そのライブを見に行った時に、上京してきてここまで大勢を巻き込んでライブをしてるんだと思った時に、自分がバンドをしなかったら後悔するなと思って。それが多分一番の決め手だったんじゃないかなと思いますね。
音楽的なルーツや、影響を受けたアーティストを教えてください。
くるりはめちゃくちゃ聞いてました。くるりの『東京』っていう曲があって、自分も上京して宮崎から右も左もわからない状態の時の感情を一番表現してくれてるなって思って。人間の感情や思いを、すごく真に響くような歌詞とメロディで表現してくれてる部分が本当に好きでした。
歌詞や歌に自分の境遇と照らし合わせられる瞬間に一番音楽を好きになります。意識してるつもりはないんですけど、かなり影響を受けていると思います。
バンドの音楽をどう表現しますか?
ジャンルは自分でも何年も考えたんですけど、ないと思います。いろんなジャンルがあると思うんですけど、何にも寄ってないというか、それぞれのいいところを持ってるというか。気になる人はNOEL FRAISEというジャンルだと思ってくれればいいなと思ってます。
耳だけじゃなくて目でも楽しめたり、雰囲気を感じたりと、耳だけで捉えられないような部分を大事にしています。
1曲だけ聴いてほしいとすれば?
『ハルカ』っていう曲になるかなと思いますね。自分の小学生時代の友人に向けて書いた曲なんですけど、全員が生活してて大切な人や大事な人ってきっといると思うんですけど、そういう人ってずっと一緒にいられるわけじゃないし、当たり前の存在じゃないんだよっていうことを伝えてる曲で。そういう部分も含めて聴いてほしい曲はハルカかなと思いますね。
今後の目標は?
5年後に関しては、どんな状況でも音楽を続けていたいです。売れたい売れたくないみたいな話ってあると思うんですけど、音楽が好きでバンドをやっているので、どんな状況でも音楽を続けていたいなと思ってます。消費される音楽は作りたくないし、続けることが一番大事だと思っています。
最後に「ドラフトフェス」への意気込みをお願いします!
大阪と東京の両方に出るんですけど、海野さんが激押ししてくれているバンドだと思っているので、その期待に応えられるようにと思っています。多分ハルカもやると思うので、それを聴かせてちゃんとみんなを感動させられるようなライブをしたいなと思います。
- 活動拠点
- 東京
- メンバー
- イノウエシウン(Gt. / Vo.) リック(Ba.)
- 編成
- サポートメンバーを含む4ピース編成